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ようこそ北投温泉博物館へ .公共浴場から博物館へ 1994年北投小学校の教師と児童たちが郷土学習の中でこの荒廃した公共浴場を発見、浴場を守ろうと陳情書を書きました。1997年2月20日に政府から市定古跡に指定する旨の公告が発布されました。1998年10月31日には「北投温泉博物館」が設立されました。 台湾で初めて地元住民の力によって保存された古跡として、北投温泉博物館は北投文化のシンボルです。ここは地元の文化や資源、住民たちの郷土愛を融合して文化財保存運動をはじめ文化再生イベントを代わる代わる行って世間の話題に登りました。 恵まれた自然に囲まれ、豊かな文化と歴史を持ち、そして便利なアクセスといった理由で、2011年のミシュランガイドは北投市街を三ツ星観光地と好評して世界中に薦めました。 .建築スペースの概観 B1.北投石の故郷 北投石の隣に、「時空ボックスの祝福」と命名された100号温博館記念月琴が展示されています。代表的な民謡アーチストの陳明章さんは北投生まれです。彼は月琴文化を伝承するために情熱を傾けました。ここ数年、陳明章さんが起こした教育活動や音楽会、展覧会、カルチャー講座などはたくさんの参加者を魅了しました。2013年に、北投温泉博物館は北投温泉公共浴場の百年メモリアルイベントを開催していました。台湾月琴民謡協会をはじめ郷土芸術家の楊燁さんやインスタレーションアーチストの陳徳平さんは上絵した月琴をインスタレーションにして展示しました。このイベントで、「時空ボックスの祝福」と命名された100号温博館記念月琴は北投温泉博物館に寄贈され、百年の足跡を印されています。 また、廻廊の上のステンドグラスは博物館の重要な特色です。浴場全体に華麗な雰囲気を添えています。 北投温泉博物館 .バスをご利用の場合
北投の輝き、百年を超えて今ここに
1913年6月、当時の台北庁長井村大吉の発案によって、日本の静岡県伊豆山温泉を模し、当時東南アジア最大の公共浴場である北投温泉公共浴場を建設しました。戦後、「北投温泉公共浴場」は時に流れながら管理部門も変わり活気も失い、荒廃する一方でした。
.様変りし北投は、ミシュランも三ツ星観光地を推奨
昔、温泉街が栄えた時期は芸者さんの踊りや歌声をはじめ、流し音楽やデリバリー風俗、食文化など歓楽街情緒が漂っていました。そして、市街を漫ろ歩くと温泉旅館がと次から次へと立ち並びます。匂い立つ北投景色は、台湾語映画の黄金時代(1960~70年代)のスクリーンに無数に映り出して「台湾語映画のハリウッド」と呼ばれました。時代が回って、北投温泉博物館の役目は残された文化を保管、展示、教育といった活動で再生し、町並みを様変りさせています。その上で、土地の空気と繋がる月琴と民謡の復興も積極的に行われてきて、一番盛り上がった秋祭りとなりました。
建物は台湾総督府、台南州庁など多くの官庁建築を手がけたことで知られる森山松之助が設計しました。敷地は約700坪で、二階建てとなっています。一階はレンガ造り、二階は木造で、外観は「和洋折衷」を基調として建てられました。一階が沐浴空間、二階が休憩空間となっており、利用客は一階で入浴して着替えを済ませた後、階段を上がって二階の畳ホールで涼んだり、展望テラスに出て北投渓沿岸の美しい風景を心行くまで楽しむことができます。
博物館平面配置案內
.東屋
入り口の前にある東屋は昔人力車の駐車スペースとして使用されまして、今は来客がゆっくりと休めるところです。この東屋の屋根には、百年の歴史を刻む黒いレンガが飾られ、見どころです。
.畳ホール
畳ホールは日本の伝統的建築法が採用されています。四方に障子が立ち、休憩、お茶や食事、囲碁・将棋などが楽しめる場所でした。現在は館内のイベントロビーとなっています。
A1.北投の記憶
北投温泉博物館の修復と昔の北投風情をご紹介します。
A2.展望フロア
美しい眺望が体験できます。
A3.台湾語映画のハリウッド
開発初期の北投には温泉旅館が林立し、優美な風景と雰囲気の良さで、台湾語映画における天然の撮影スタジオのようでした。そこで撮影された映画は百本を下らず、北投は「台湾語映画のハリウッド」と呼ばれるほどになりました。現在でもいくつかの昔の台湾語映画の中に往年の北投の姿を垣間見ることが出来ます。
A4.特別展示エリア
北投と北投温泉博物館の年代記、そして当地の旅行ガイドもここに展示されています。また、《北投聚繪》というイベントの芸術作品も見えます。このイベントは北投の学校と地元団体を集まり、この特別展示エリアの黒板に絵を描きます。地元の多彩な風情をチョークアートで表現し、北投を再認識できるように努めます。
A5.マルチメディア視聴室
当館オリジナル映像を放映されています。(約14分)
北投石(ほくとうせき・Hokutolite)は世界中四千種類の鉱物の中で唯一台湾の地名で命名された鉱石です。北投石が生成されるのに特殊な地質条件は不可欠で、地熱谷にあるラジウム温泉と「瀧」がその脇役です。1センチの結晶は125~130年もかかるのでとても珍しいと言われています。当館で展示している800キロの北投石は一番貴重な宝物に間違いないです。
B2.温泉博物館から大北投へ
温泉博物館としての温泉文化の再生を通じて、北投という地域社会の結束力と求心力の強さが見て取れます。「北投温泉物語」という縦の軸に沿って展示されている主な出来事と古地図から、北投の古来から現在までの歴史を眺めることができます。
.大浴場
縦9メートル、横6メートル、男性専用の大浴場の規模は東アジア最大、まるでローマ式浴場のようでした。浴槽、廻廊、列柱、ステンドグラスなど、大浴場の中にある部材はすべて6:4の比率で作られて、秩序の美を来客に体感させました。それに、立ったままお湯に浸かる「立湯」も、この大浴場の特徴のひとつです。
.個室の浴場
大浴場は男性客のみに提供されるので、女性客は家族連れとして、より狭い個室の浴場を使わなければなりませんでした。浴場の広さから、当時の男尊女卑という保守的な風習が垣間見ることがます。
所在地:台北市北投区中山路2号
電話:(02)2893-9981
FAX:(02)2893-9984
開館時間:毎週火~日曜日 午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日、国民の祝日と休日(土曜日と日曜日は開館します)。
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アクセス
.台北地下鉄(MRT)をご利用の場合
台北方面「淡水信義線」(2号線)北投駅「新北投支線」新北投駅徒歩で10分
216、218、218(副線)、266、小22
「北投公園駅」まで
当館の利用について
市定古跡である北投温泉博物館へご来館にあたっては、次のことに注意してください:
1.来客は200名様が一度入れたので人数制限させていただいております。室内スリッパにお履き替えてご入館ください。持ち帰りのスリッパはご購入できますので、スタッフにお問い合わせください。
2.館内の撮影は個人で楽しむ場合に限り可能ですが、商業用撮影や個人写真集撮影、結婚写真などはお止めください。また、他のお客様のご迷惑となる場合があるため、脚付けカメラでの撮影もお断りします。
3.館内のスペースは限られているため、車椅子とベビーカーの使用はご遠慮ください。
北投温泉博物館バーチャルツアー
北投温泉博物館のバーチャルツアーはどうぞこちらへ:http://3d.taipei/culture/indoor.html?m=tMu9P68VPq3
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案內ビデオ 心聲‧新生-北投温泉博物館再発見 (日本語バージョン)